ヤマト運輸 路線バス

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路線バスで宅配便輸送、西日本でも 広がる「客貨混載」、過疎・高齢化問題に効果
乗りものニュース 9月25日(金)10時0分配信

路線バスで宅配便輸送、西日本でも 広がる「客貨混載」、過疎・高齢化問題に効果
宮崎交通の路線バス車内に設けられた荷物積載スペース(写真提供:ヤマト運輸)。
西日本では初めての試み
ヤマト運輸と宮崎交通、宮崎県、宮崎県西都市、西米良村の5者は2015年9月24日(木)、西都市と西米良村を結ぶ宮崎交通の路線バスで宅配便を輸送する「客貨混載」を、10月1日(木)より開始すると発表しました。

「客貨混載」は、路線バス車両の中央部の座席を減らし、荷台となるスペースを確保。また、混載専用の路線バスとわかるよう、外観に「ヒト・ものハコぶエコロジーバス」というラッピングが施されます。

なお、路線バスを利用した宅配便輸送は、岩手県で今年6月3日にスタートしていますが、西日本では今回が初めてということです。

路線バスで宅配便輸送、西日本でも 広がる「客貨混載」、過疎・高齢化問題に効果
宮崎県で行われる「客貨混載」の概要(画像提供:ヤマト運輸)。
なぜ路線バスで宅配便を運ぶのか?
宮崎県西部に位置し、山林に囲まれた西都市東米良地区と西米良村は、年々人口が減少し、高齢化率も約40%に達するなど、同県内でも特に過疎化と高齢化が進む地域として知られています。

この「客貨混載」では、そうした状況にある西都市東米良地区と西米良村への宅配便配達にあたり、まずヤマト運輸が配達する荷物を宮崎交通の西都バスセンターへ輸送。路線バスに積載します。そして東米良診療所(西都市)と村所(西米良村)の各停留所で、その地域を担当するヤマト運輸のセールスドライバー(以下、SD)へ荷物を引き渡す仕組みです。西都市東米良地区と西米良村における宅配便集荷についても、逆の流れで行われます。

この「客貨混載」によって、宮崎交通には路線バスの空きスペースで宅配便を輸送することにより新たな収入源が得られる、というメリットがあります。

ヤマト運輸には、西都市東米良地区と西米良村を担当するSDが、約50km離れた西都宅配便センターへおよそ1時間半かけて戻らなくてすむこと、それにより集荷締め切り時間が延長されること、走行距離削減によりCO2排出量が低減されるというメリットがあります。

また地元自治体にとっては路線バス網の維持に繋がること、ひいては生活基盤の維持・向上に繋がるといったメリットがあります。

ヤマト運輸は「今後、 より一層連携を深め、 高齢化や過疎化が進む中山間地域等における課題解決と地域活性化に取り組んでまいります」としています。

恵 知仁


宅配便には補償があるものもあります。結局のところ、損失したらヤマト運輸の責任だろうな~。リスクが多くなるのを覚悟でサービスを増やすのだろうか………?それ以外はよい取組だなと感じる。カメラなどの設置をしてさらに対策すればさらによくなるのではないでしょうか。

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